体を柔らかくしたいなら、動的ストレッチがおすすめです!
動的ストレッチの例として、最も親近感があるのが「ラジオ体操」でしょう。
ストレッチは大きく分けて2つあります。反動をつけずゆっくりと伸ばしていく静的ストレッチと、反動を伴って筋肉の伸び縮みを繰り返す動的ストレッチです。
反動(反対動作)を使うか使わないかの違いですが、簡単に効果が出やすいのが動的ストレッチと言われています。
ただし、過剰に勢いをつけて無理に伸ばそうとすると筋肉や関節を痛めてしまうので、注意が必要です。
この記事では、体を柔らかくする方法として動的ストレッチを紹介します。また、どのくらいで体が柔らかくなるのかや、大人になってからでは遅いのかなどにも触れてまいります。
体を柔らかくする方法
体を柔らかくする方法として、動的ストレッチを推奨いたします。
前述した通り、動的ストレッチは、反動(反対動作)を伴って筋肉の伸び縮みを繰り返す方法です。「ラジオ体操」が馴染み深いのではないかと思います。
そんな動的ストレッチ、アプローチする筋肉によって動作は異なりますが、今回はすぐに前屈が5cm深くなるストレッチを紹介します。
この方法で、立ったままで上半身を前に倒す「立位体前屈」も、両脚を前に伸ばした状態で床に座って上半身を前に倒す「長座体前屈」も、どちらにも効果が期待できます。
踏むべき手順はたったの2つです。
①仰向けに寝て、膝を抱えるようにお腹の前に引き上げます。足の裏にタオルをかけて回し、両端を手で持ちます。
②足の裏を天井に向けて伸ばします。10〜20回、伸ばす曲げるを繰り返します。
たったのこれだけです。
これだけで、何もやらなかった状態に比べて前屈が5cmは深くなります。
補足ですが、このストレッチを行う際に、過度に負荷をかけたり、勢いよくやりすぎると、筋肉を痛めてしまうので注意が必要です。
どのくらいで体が柔らかくなる?
ストレッチをしてどのくらいで体が柔らかくなるのかというと、柔軟性はストレッチを行った直後から向上します。
一般的に、一流のバレリーナになるためには中学生以降から始めては遅すぎる。遅くとも小学校低学年か、できることなら小学校に入る前から始めた方が良いと言われています。
そのせいか、柔軟性は幼い頃にしか身につかず、ストレッチは若いときから長期的に行わないと意味がないと思われがちです。
しかし、何歳になってからでも、柔軟性は獲得できるのです。
あらゆるトレーニングの中で、最も早く効果が現れるのがストレッチなのです。
1回目より2回目、2回目より3回目…。続けていくほど柔らかくなり、5回目くらいでいったん限界がきます。それを継続していくことで、限界が上がっていき、最初に比べて見る見る柔らかくなっていくのです。
まとめ
・体を柔らかくするには、動的ストレッチがおすすめ
・動的ストレッチは、反動を使って筋肉の伸び縮みを繰り返す方法
・過度に負荷をかけたり、過剰に勢いをつけてはいけない
・体の柔軟性は、ストレッチを行った直後から向上する
・あらゆるトレーニングの中で、最も早く効果が出るのがストレッチ
体を柔らかくする方法として、動的ストレッチをご紹介しました。
今回は前屈に効果のあるものを紹介しましたが、アプローチする筋肉によって異なるやり方がありますので、他の部位に効かせたい場合は調べてみて実践してみましょう。
また、ストレッチを始めるには遅いということはなく、いくつからでも柔軟性を獲得することはできます。
ただし、間違ったやり方や強過ぎる負荷によって筋肉や関節を痛めてしまうことがありますので、充分に注意して行ってください。