体脂肪率の目安は？ 計算方法 男性と女性が健康的な数値

体脂肪率とは「体重に占める体脂肪の割合」のことで、健康的な体脂肪率の目安としては男性が10〜19%、女性が20〜29%です。それを超えると「肥満」と言われています。

自分の体脂肪率を知っておけば、ダイエットや減量、トレーニングを効果的に行うためのスケジュール管理などがしやすくなります。健康管理にも繋がります。

この記事では、健康的な体脂肪率の目安とその計算方法、健康的な体脂肪の落とし方などを解説してまいります。

ダイエットや減量は間違った知識や自己流で行うと健康を損ねたり、極端な場合、命を落とす危険もありますので、正しく情報収集しながら無理なく行いましょう！

体脂肪率の目安の計算方法

体脂肪率の計算方法は以下の通りです。

体脂肪率（%）=体脂肪量（kg）÷体重（kg）×100

男性と女性のそれぞれの目安としては、次のようになっています。

　ご自身の体脂肪率がこの枠に入っているか、確認してみてください。運動や食事の参考になるでしょう。

ただし、計算式によって算出した数値は必ずしも正確なものではありません。目安程度にするようにしましょう。

また、計算式以外の方法もご紹介します。

中でも簡単に測定できるのが「生体電気インピーダンス法」です。

これは家庭用体脂肪計・体組成計・体重計にも使用されています。体に微弱な電流を流すことで体脂肪率を測定する方法です。

ダイエットや減量を行う際、闇雲に食事を抜いたり水分をとらなかったりすれば、逆に健康を損なうことになります。

前述の体脂肪率の目安を上回ってしまった場合、間違ったやり方で体脂肪を落とそうとすると危険です。正しい知識で上手に体脂肪をコントロールしましょう！

まず基本となる考え方は「余分な脂肪を減らし、筋肉はなるべく残す」ことです。
そして必要な栄養素はしっかりと摂取し、水分はこまめに取るようにしましょう。

次に有酸素運動を増やして、消費カロリーと摂取カロリーの差をつけてあげることが重要です。そうすることで代謝が上がり、太りにくく痩せやすい体になっていきます。

最後に運動と休養のメリハリをきちんとつけるようにしましょう。疲労が溜まると脂肪燃焼の効率が悪くなってしまいますので、休養時にはリラックスできるよう工夫しましょう。

参考になったでしょうか？

健康的な体脂肪率の目安を覚えておき、健康管理の指標にしましょう。「肥満」の部類に入る人は特に、食生活や運動習慣を見直す必要がありそうです。

体脂肪率の計算式は難しくないので、気軽に確認して健康管理に役立てましょう。

ただし、痩せようとして無闇に食事や水分を抜くのは、健康を害する危険性が高いです。糖質など特定の栄養素をとらないこともよくありません。

食事のバランス、そして運動で代謝を上げることで痩せやすい体にしていきましょう。

急激に体脂肪を落とすことも体への負担が高いので、ダイエットや減量は計画的に無理なく行いましょう。