お金をかけずに隙間時間を利用して出来る自重トレーニングには長所と短所があります。
本記事では、自重トレーニングの長所と短所を分かりやすく説明した上で、完璧な筋肉を作り上げる方法をご紹介いたします。
自分は自重トレーニングに向いているのかいないのか?を知ることができるので、ぜひ読んでみてください。
目次
自重トレーニングの3つの長所
自重トレーニングの長所は、「コスパが良い」「時間を管理されない」「安全」だということです。
コスパが良い
自重トレーニングは、筋トレジムと違って器具を使って運動を行いません。
自重トレーニングは自分の身一つで体重に負荷をかけ、理想の筋肉を作り上げていくものです。
そのため、器具代はもちろん、筋トレジムに通うための費用も一切必要がありません。
全くお金をかけずに体が鍛えられるので、どんなにお金がない学生でも簡単に始められます。
時間を管理されない
筋トレジムのように開始時間を予約したり、筋トレ時間を制限されてしまうことはありません。
自分が「やろう」と思った時に始めて「今日はこのくらいにしよう」と思えばいつでもやめることができます。
朝から夜遅くまで忙しくしている学生や社会人の方は、筋トレに行く時間が決められていることが精神的な負担になっていたりするものですよね。
そんな時間の決まりがないからこそ、自分の予定に合わせてストレスフリーで運動することが可能です。
安全
筋トレジムのように器具を使わないので、器具でケガをすることはありません。
もちろん、自重トレーニングも正しい方法で行わないと変に体を傷めることはありますが、基本的なやり方さえ覚えれば筋トレジムに比べるととても安全に出来る運動と言えます。
自重トレーニングの2つの短所
自重トレーニングの短所は「筋肥大しにくい」「細かい調節ができない」ということです。
筋肥大しにくい
自重トレーニングはあくまでも自分の体重に負荷をかけるわけなので、筋肥大にも限界があります。
では、どのくらいの筋肥大なら望めるのか?というと、自重トレーニングの場合は細マッチョくらいの筋肉ならつけることが可能です。
しかし、ボディビルダーのようなゴリマッチョの体を作ることはできません。
そのため、「人よりも筋肉をつけたい!」と思っているのなら自重トレーニングだけでは無理と言えますね。
細かい調整ができない
そして、自重トレーニングは筋肉をこまかく鍛えたい方にもおすすめできないトレーニングです。
器具を使えば自分の筋肉にかかる負荷を限界以上のものにしたり以下にしたりと調節することが出来ますよね。
しかし、自重トレーニングでは体重の負荷のみで動いているわけですから、細かい筋肉の調整ができないのです。
自重トレーニングで完璧な筋肉を作るための方法はある?
自重トレーニングで人よりも完璧な筋肉を作り上げたいと思うなら、筋肥大の仕組みをしっかりと理解しながら行うことが大切です。
例えば、自重トレーニングのメニューによくある腕立て伏せ。
あまり筋肥大に理解がない人だと、「10回の所100回出来るようになれば、筋肉も大きくなっているだろう!」と考えがちですね。
しかし、筋肥大というのはそんな単純なものではなく、筋肉を大きくしたいのなら回数を増やすよりも、ゆっくりとした動作で行えることこそが筋肥大を作るための最短ルートになるのです。
つまり、「10回が100回できるようになった!」よりも「10回がゆっくりと15回できるようになった!」の方が筋肥大は見込めるということなのですよ。
このような筋肥大の仕組みをしっかりと理解しながら自重トレーニングにはげむことで、自分が理想とする筋肉を作り上げることが出来るようになります。
自重トレーニングが向いているのはこんな人!
自重トレーニングの長所と短所が分かった所で、どんな人が自重トレーニングに向いているのかを最後にご紹介します。
自重トレーニングは、
- とりあえず体を鍛えてみたい人
- 筋トレ初心者だという人
- 筋トレジムに行くような時間に余裕がない人
- コスパをかけずに体を鍛えたい人
- 健康目的で軽くトレーニングしたい人
このような方が自重トレーニングに向いています。
自重トレーニングである程度体を鍛えた後に、筋トレに移行していくのもスムーズでいいですね!
まとめ
自重トレーニングの長所と短所をまとめてみました。
【長所】
- コスパが良い
- 時間を管理されない
- 安全
【短所】
- 筋肥大しにくい
- 細かい調整ができない
自重トレーニングは、筋肥大の仕組みをしっかりと理解していないと細かな筋肉の調整をすることが難しいです。
しかし、継続して行えば女性が大好きな細マッチョに体を仕上げることは可能です。
自重トレーニングのやり方は無限にありますので、自分が出来そうなトレーニングを見つけてトライしてみるといいかもしれませんね!